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LEDチップとは?

LEDパネルにおける『LEDチップ』(えるいーでぃーちっぷ、LED Chip)とは、発光ダイオード(Light Emitting Diode)の基礎的な構成要素であり、光を発生させる半導体デバイスのことを指します。LEDチップは、LEDパネルの発光性能や色の再現性、エネルギー効率に直接影響を与える重要なパーツです。

LEDチップの役割と機能

LEDチップは、電流が流れることで電気エネルギーを光エネルギーに変換し、光を発します。この光は、LEDパネル全体の表示に用いられます。チップのサイズ、形状、素材によって発光する色や明るさが異なり、これがパネルの画質や色の鮮やかさに影響します。また、LEDチップの品質や設計が、パネル全体の寿命やエネルギー効率にも大きな影響を与えます。

LEDチップの種類と技術

LEDチップには、様々な種類と技術があります。主に使用されるのは、インジウムガリウム窒化物(InGaN)やアルミニウムガリウムインジウムリン(AlGaInP)などの材料を使ったチップです。InGaNチップは青色や緑色の光を発するのに対し、AlGaInPチップは赤色や黄色の光を発します。これらのチップを組み合わせることで、フルカラーの表示が可能になります。

さらに、チップの小型化や高密度実装技術が進化することで、LEDパネルの解像度や明るさも向上しています。最新の技術では、マイクロLEDチップが注目されており、これにより更なる高解像度・高輝度のディスプレイが実現されています。LEDチップの技術革新は、今後もパネル性能の向上に寄与していくでしょう。



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