head_img_slim
HOME > LEDパネル用語辞典 > カラーフィルター

カラーフィルターとは?

LEDパネルに関連する「カラーフィルター(からーふぃるたー)」という用語は、英語では「Color Filter」と表記されます。この用語は、LEDパネルで表示される色を調整するために使用されるフィルターを指します。カラーフィルターは、パネルが発する光を特定の色に変換する役割を果たします。

カラーフィルターの基本概念

LEDパネルは基本的に赤、緑、青の三原色(RGB)のLEDを組み合わせて、さまざまな色を表示します。しかし、これらの色をより鮮明に表示するためには、カラーフィルターが不可欠です。カラーフィルターは、それぞれのLEDが発する光を通過させることで、特定の色の純度を高めます。これにより、パネル全体でより正確で鮮やかな色彩表現が可能になります。

カラーフィルターの仕組み

カラーフィルターは、各ピクセルに対応するRGBサブピクセルの上に配置され、フィルターを通して光が通過することで色が形成されます。たとえば、赤色のサブピクセルには赤色のカラーフィルターが配置され、赤い光だけを通すように設計されています。同様に、緑と青のサブピクセルにも対応するカラーフィルターがあり、これによって各ピクセルが特定の色を発色するのです。

カラーフィルターのメリットと応用

カラーフィルターの使用により、LEDパネルは色の再現性が向上し、特に映像や画像の品質が大幅に改善されます。これにより、ディスプレイの視覚的な美しさが増し、よりリアルで鮮明な映像を提供できます。カラーフィルターは、テレビやスマートフォン、タブレットなど、あらゆるディスプレイ機器において重要な役割を果たしており、色の忠実な再現が求められる映像制作や医療分野などでも活用されています。



ページトップに戻る